「その気」、心と体を整えたらふっとやってくるかも
- spicearts
- 2月8日
- 読了時間: 3分
最近、「その気」にならない。いや、かなり前から、10年単位で「その気」にならないという方、いらっしゃいます。
「気」という目にはみえず、においもしない、とらえどころがないものが訪れることをじっと待っていても、「その気」はなかなかやってこないかもしれませんね。
加齢にともない「その気」が減少していくことは、自然の摂理としてはそうですよね。生殖のフェーズから移り変わったのですから。
ただ、「その気」というのは、「気」というだけあって、東洋人の感覚でいうと、生命エネルギー、もしくは生命活動との結びつきが強いものとも考えられそうです。
体調は悪いけれども「その気」はある。という「その気」ばかりが突出している方もたまにはいるかもしれませんが、
基本的には「その気」だって体調がよくなければ訪れることも少なく、
そう考えると、「その気」がすっかりなくなってしまった場合は、
今現在の健康状態をちょっと俯瞰して点検してみてはいかがでしょうか、ということにもなりそうです。
健康というのは、カラダもココロもということです。
最近、ねむれていますか?ねむりの量はどうですか?質はいいですか?
ちゃんとごはんは食べれていますか?
ちゃんと排泄できていますか?
疲れすぎていませんか?
ストレスが溜まっている状態が続いていないでしょうか?
からだを動かしていますか?
歩くことを意識していますか?
筋肉量は低下していませんか?
じぶんなりのお楽しみを注入できていますか?
じぶんひとりの時間がちゃんととれていますか?
ほかにもいろいろあるとは思いますが、まずは、パートナーとの関係性など、すぐには変えにくいことに取りかかる前に、
じぶんでできそうな、わかりやすいことから少しずつ整えてみるということをおすすめしています。
案外そういうことをしていくと、「その気」がもどってくるという場合があります。
そんなわけ。
そんなカンタンなことではないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
「その気」の先にあるアクションは、カラダを丸ごと使うことですので、体調を整えることで、「その気」がやってきやすくなったり、変化していく可能性はおおいにあります。
「その気」という漠然とした感覚に重い荷を背負わせることなく、もっとわかりやすく変えられるところから変えていくことを少し意識してみるのもひとつのアイディアです。
そして、「その気」の先にあるアクションが、じつはふだんの健康状態と相互作用がある、ということもあります。
とくに更年期、閉経というホルモン乱下降するなかなかきびしめのフェーズの心強い助けとなる可能性もあります。
じぶん自身のケアという意味でも、「その気」を待ちつづけるうちにあっという間に月日が過ぎてしまう、なんてことにならないように、
日々の心身の健康状態への目くばり、大事にしたいものです。

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コリアンダーを軽く炒ると甘い柑橘系の香りが漂います。
これをグラインドして、オリーブオイルでじっくり焼いた野菜に塩とホワイトペパーと一緒にパラパラするのが最近の好み。今回はれんこん。
もしもヨーロッパ産のものではなく、だ円形のコロコロかわいらしい南インドのコリアンダーが手に入るようでしたら、あまい香りが強くて、格別です。おためしを!
spice+arts やましたのぶこ
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