じぶんを愛でて撫でるということ。インドの人気おやつpani puri をティーンの娘と作りながら
- spicearts

- 2021年2月20日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年11月11日
女性のみなさん、じぶんの気持ちいい場所、気持ちいい感覚、気持ちいいの引きだし方を知っていますか?
じぶんの気持ちいいを知る。いいよね。
じぶんの大切なカラダだもんね。
気持ちいい、よくないをパートナーにまかせっぱなしにしすぎるのは、もったいない。
遠慮せず、じぶんの気持ちいいに、欲ぶかくなったらいいと思うな。
詩人の茨木のりこも書いているじゃないですか、「自分の感受性くらい自分で守れよ」って。あっ、「ばかものが」、まで言ってましたっけ?身が引きしまります。
ときどき、じぶんの全身を愛でるように、撫でるということをおすすめします。
ここでのそれは、瞬発的な性欲の発散ではなく、感覚を開いていくという意味の撫でるです。
やさしく皮膚を伝う指の感覚、それを感じる皮膚の感覚だけに集中して、時間をかけて、ゆっくりとふれていく。
完全にひとりになれる、リラックスできるような空間で、じぶんのための音楽や香りを選ぶのもいいし、好きな飲み物を用意するのもいい。
そして、服をぬいでもだいじょうぶなくらい、快適な温度が保たれるように準備してください。
快感の強いわかりやすい場所は、なるべく最後までさけて、そことは遠いところ、たとえば足の指先から、じぶんで気持ちよさの感覚を引き出していくように、ゆっくりと、全身を愛でるようにふれていきます。
くすぐったさを感じる場所はとくに、そのくすぐったさを、セクシャルな感覚に変えていくような気持ちでなでていきます。
触れ方のバリエーションも爪を立てたり、人差し指一本から数を増やしてみたり、ゆっくりにしたり、はやくしたり、リズムも色々変えて、じぶんの感覚を研ぎ澄ましていくようにします。
パートナーとの性コミュニケーションと同様、その感覚世界にいかに入り込めるかということが大切です。
つねに、あれやこれやと考えるクセがついているわたしたち。
このときは、思考をなるべく止めて、感覚にフォーカスするように意識してみてください。
そうすることによって、セクシャルな感覚に没入するという力も同時に養っていくことができます。
感覚が鋭敏になってくると、パートナーの同じタッチでも、受けてのありようが変わると感じ方も変わるということが起きてきます。
その女性の反応によって、男性も変わるという好循環がうまれる可能性だってあります。
もちろん、ひどいのはダメですよ。感じている演技なんかせずに、ちゃんと注意してください。世のためです。
ここからは、もう少し深みにはいります。
ちつないの感覚がよくわからないという方、結構多いのですが、そこは気持ちよさを感じにくい仕組みになっています。奥の方はとくにです。
赤ちゃんが通る道ですからね。敏感だと母体がもたないですからね。
うまくできています。
けれども、ちつないで相手を受け止めて、包み込み、気持ちよさを分け与えあって、感じあうという、この共振感覚を出していくことは、カップルの親密さを産みだすような作用があると思っています。
深いところでつながるという感覚がでますからね。
「入れられても、あんまりきもちよくないんだけど」を、相手の形状やテクニックのせいにするのは、じぶんから気持ちよくなることを放棄しているようなものかもしれません。
気持ちよくなりたいなら、じぶんでもやれることはイロイロあります。
近年流行っている膣トレもいいし、ケーゲル体操や、こまめに会陰の引きあげを繰り返すということもできます。
パートナーに協力してもらって、いれたときに動かさないでもらって、ちつないの入り口、側面、奥など、細かいところを、意識しながら、入り口から奥までの膣壁をじぶんで動かすようにして感覚をだしていくということをするのもおすすめです。
じぶんの感覚をだすという意味でいうと、オトナの電化製品の使いすぎには注意した方がいいとおもいます。
人ではだせない一定のリズムに慣れすぎて、感覚が麻痺する、鈍るという方向にいってしまうのは、さけてほしい。
電気をオフにしてつかうか、電気ではない動きのない製品をお使いください。
あんな面もこんな面もあるのが人間です。
セクシャルな面のじぶんもホクホクと楽しめる女性が増えたらいいな。
pani puriはまったく関係なかったよね。こんなの作りながら、飲みながらワークショップがやりたいなという、願望の発露です。
spice+arts やましたのぶこ









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